グループインタビューやデプスインタビューの会場を探していて、前に使った施設がなくなっていた、候補が思ったより少ない、と感じた経験はありませんか。都内の貸しインタビュールームは、この数年で確実に数を減らしています。会場が限られると、希望日に予約が取れない、配信環境が合わないといった支障につながります。会場を決める前に、いま都内で何が起きているのかを整理しておきます。
目次
都内のインタビュールームは、この数年で目に見えて減っています
業界ディレクトリのマークスJPが公開しているグループインタビュー会場一覧(東京都・2023年版)を見ると、十数件の施設に営業終了の注記が付いています。外部への貸し出しをやめ、自社利用のみに切り替えた施設もあります。渋谷・恵比寿・乃木坂といった、これまで定番だったエリアの会場が次々と姿を消しました。
弊社が把握している範囲でも、新橋・銀座・飯田橋エリアの施設が2025年から2026年にかけて閉鎖となりました。さらに2026年の夏ごろ、都内のもう1施設が閉鎖を予定しています。選べる会場は、想像以上のスピードで絞られています。
- マークスJPの東京リストで営業終了の注記が付く施設:十数件
- 外部貸し出しを中止し、自社利用へ転換した施設:複数件
- 新橋・銀座・飯田橋エリア:2025〜2026年に閉鎖
- 2026年夏:さらに1施設が閉鎖を予定
なぜ貸しインタビュールームは減っているのか
理由はひとつではありません。コロナ禍でオンライン調査が一気に広がり、対面会場の稼働が落ちた時期がありました。その間に運営をたたんだ施設は少なくありません。加えて、都心の不動産コストは上がり続けています。マジックミラーや配信設備をそろえた専用空間を、貸し会場として採算に乗せ続けるのは、思った以上に重い負担です。調査会社が自社の専用ルームを外部開放から内部利用に切り替える動きも、供給を細らせています。
- オンライン調査の普及で、対面会場の需要が一時的に縮小した
- 都心の不動産コスト上昇で、貸し会場の採算が悪化した
- 調査会社が自社ルームを外部開放から内部利用へ転換した
- マジックミラーや配信設備の維持・更新に専門的な運営コストがかかる
会場が減った今、予約で確認しておきたいこと
選べる会場が減ると、これまで以上に早めに動くことが効いてきます。人気の曜日や繁忙期は、仮予約の段階で埋まっていきます。実査日のめどが立った時点で、まず枠を押さえておくと安心です。あわせて、配信環境と立地は最初に確認しておきたいポイントです。対象者が集まりやすい駅近かどうか、海外や在宅からモニタリングできるかどうかで、調査の設計そのものが変わります。
- 実査日が決まったら、早めに仮予約を入れる
- ZOOM・ストリーミング配信に対応しているか
- 駅からの距離と、対象者の集まりやすさ
- 仮予約・本予約・キャンセルの規定を事前に把握する
赤坂で安定して使えるインタビュールーム
会場の選択肢が狭まるなかで、赤坂のインタビュールーム赤坂 バイデンハウスは2フロア体制で運営を続けています。3階はカジュアルな雰囲気、4階はムードのある落ち着いた空間で、調査の目的や対象者に合わせて選べます。洗面台つきのお部屋では日用品の試供テストもでき、ZOOM配信で海外や自宅からの参加にも対応します。英語のクライアントにもスタッフが対応します。
- 会場名:インタビュールーム赤坂 バイデンハウス
- 住所:東京都港区赤坂2-14-8 山口建設ビル 3F/4F
- 営業時間:9:30〜22:00
- 最寄駅:東京メトロ千代田線 赤坂駅 2番口 徒歩4分、南北線・銀座線 溜池山王駅 徒歩7分
- 2つのお部屋から選べる/洗面台つきで試供テスト可/ZOOM配信対応/英語対応スタッフ
著者プロフィール
石崎 健人
インタビュールーム株式会社(リサート)取締役
株式会社バイデンハウス 代表取締役
外資系コンサルティング・ファームを経て現職。マーケティングリサーチャーであり定性調査のモデレーター。アドタイにて「Z世代の誤解とリアル。ビーリアルな、密着エスノ記」連載中。
