大阪でユーザビリティテストの会場を探しているけれど、どこを選べばいいか決めきれない。リサーチャーやUXデザイナーの方からよくうかがうお悩みです。ユーザビリティテストは、対象者の自然な反応や操作を観察してこそ価値が生まれます。会場の雰囲気や設備が、そのまま調査の質を左右します。大阪で会場を検討している方に向けて、選ぶときに見るべきポイントと、東京・赤坂で施設を運営している立場から見えてきたインタビュー会場の事情をお話しします。
目次
会場の質が調査結果を左右します
ユーザビリティテストは、プロトタイプやWebサイト、アプリを実際に操作してもらい、使いにくさや課題を見つけ出す調査です。デプス・インタビューと組み合わせて行うことも多く、対象者がリラックスして自然にふるまえる環境かどうかが結果を大きく変えます。
会場選びで見ておきたいのは、マジックミラー越しにクライアントが別室からリアルタイムで観察できるか、Zoomやストリーミング配信に対応していて遠方のチームも入れるか、対象者が緊張しすぎない空間設計になっているか、録画録音の機材が整っているか、そしてリクルーティングに支障の出ないアクセスかどうか、といったあたりです。
これらをすべて満たす会場は、思っているほど多くありません。とりあえず会議室を借りて済ませた経験のある方も少なくないはずです。私自身、以前はコワーキングスペースや貸し会議室で実施したこともありますが、マジックミラーがないと観察者が同じ部屋に入るしかなく、対象者の行動が変わってしまう。そんな苦い経験があります。
大阪のインタビュー会場を使ってみて感じること
大阪でインタビュールームを探すと、梅田、心斎橋、難波あたりにいくつか専門施設が見つかります。検索すれば候補はそれなりに出てきますが、設備のグレードやサービスの対応力にはかなり差があります。
実際に使った経験や同業の方から聞いた話を合わせると、マジックミラー室が狭くてクライアントが窮屈、配信設備が古くて画質が安定しない、スタッフ対応が事務的で融通が利かない、といった声がよく挙がります。Google Mapのレビューでも、設備よりスタッフの親切さや清潔感を評価する声が上位に並んでいて、基本的なホスピタリティがどれほど効いてくるかがよくわかります。
一方で大阪会場の強みは、関西圏の対象者を集めやすいこと。関西ユーザーの行動や反応を見たい場合、現地で実査するのは理にかなっています。ただし東京のリサーチチームが大阪に出張する場合、移動コストや準備の手間は無視できません。
大阪現地か、東京会場とリモート配信か
Zoomやストリーミング配信が広く使われるようになり、必ずしも大阪の会場でなくてもいい、という選択肢が現実的になってきました。東京のグループインタビュー会場でも、配信設備が整っていれば大阪のクライアントがリモートで観察に参加できます。
判断軸としては、対象者が関西在住で交通費の負担を抑えたい場合や、関西の生活文化や方言が調査に影響する場合、そしてクライアントも大阪拠点なら現地会場が向いています。逆に調査設計やモデレーターが東京にいてロジを組みやすいケース、配信品質や設備の安定を優先したいケース、フォーカスビジョン(Forsta)などの配信システムを使いたいケース、東京で複数回の実査をまとめたいケースなら、東京会場プラスリモート配信のほうが動きやすいでしょう。
ユーザビリティテストでは、モデレーターと対象者の関係づくりがとても繊細です。会場のオペレーションが複雑になるほど、そこに余計な神経を使うことになります。シンプルに使える会場を選ぶことが、そのまま調査の質を守ることにつながります。
インタビュールーム赤坂バイデンハウスという選択肢
東京や赤坂のインタビュールームのなかでも、私が自ら設計と運営に携わっているインタビュールーム赤坂バイデンハウスは、現場で使いにくさを味わってきた人間が、自分が使いたい会場をつくった、という発想から生まれた施設です。東京メトロ千代田線の赤坂駅から徒歩すぐで、対象者にも来ていただきやすい場所にあります。
大阪での実施が難しいときや、東京で質の高い環境を確保したいときに、多くのリサーチャーやUXチームにご利用いただいています。
- 3階のカジュアルな空間と4階の落ち着いた空間、2フロアを調査内容に合わせて使い分けられます
- マジックミラーを設置し、クライアントは別室から落ち着いて観察できます
- Zoom配信、ストリーミング配信に対応し、フォーカスビジョン(Forsta)も使えます
- 洗面台があり、長時間の実査でも対象者とスタッフが快適に過ごせます
- 英語対応スタッフが常駐し、グローバル調査やインバウンド対象の実査にも対応します
- 対象者は最大6名まで、フォーカス・グループ・ディスカッションにも使えます
- 営業時間は9時半から22時まで、夜のスケジュールにも合わせられます
大阪でユーザビリティテストの会場をお探しの方も、東京会場と配信を組み合わせる選び方を一度比べてみてください。インタビュールーム赤坂バイデンハウスは、仮予約から本予約、実査当日まで、流れがスムーズに進むよう丁寧にお手伝いします。
お電話でのお問い合わせ:03-6441-0989(11:00〜18:00、土日祝除く)
著者プロフィール
石崎 健人
インタビュールーム株式会社(リサート)取締役
株式会社バイデンハウス 代表取締役
外資系コンサルティング・ファームを経て現職。マーケティングリサーチャーであり定性調査のモデレーター。アドタイにて「Z世代の誤解とリアル。ビーリアルな、密着エスノ記」連載中。
