今度の定性調査、モデレーターをどうしようかと頭を抱えた経験はありませんか。インタビュールームの手配はイメージしやすくても、モデレーターとなるとどこで探せばいいのか、誰に頼むのが正解なのかがわからない、という声をよく耳にします。私自身、コンサルティング・ファームに在籍していた頃、初めてデプス・インタビューやフォーカス・グループ・ディスカッションを企画したとき、モデレーター探しに思いのほか時間を取られた苦い記憶があります。ここでは、定性調査のモデレーターを探すルートと、選ぶときに押さえておきたいポイントを実務目線でまとめました。東京・大阪でインタビュー会場をお探しの方にも役立つ情報を添えています。
目次
そもそもモデレーターとは何をする人か
定性調査において、モデレーターはインタビューの進行役であり、調査の質を大きく左右します。フォーカス・グループ・ディスカッションでは複数の対象者の発言を引き出しながらグループダイナミクスを整え、デプス・インタビューでは一対一の対話から深層心理や潜在ニーズを掘り起こす役割です。質問を読み上げるだけでは務まりません。沈黙をうまく使ったり、発言の裏にある感情を丁寧に拾ったりと、地味に高度なスキルが要求されます。東京や大阪でインタビュールームを押さえる作業と並行して、モデレーター探しも早めに動くべき理由はここにあります。
モデレーターを探す主な4つのルート
実務の現場でよく使われる探し方は、大きく4つに分けられます。調査の規模や予算感に合わせて使い分けてみてください。
- 調査会社・リサーチ会社への依頼。最もオーソドックスな方法で、対象者のリクルーティングからモデレーション、レポート作成までまとめて任せられます。東京のグループインタビュー会場の手配までセットでお願いできるケースもあります。
- インタビュールーム赤坂バイデンハウスの運営元であるインタビュールーム株式会社(リサート)でもモデレーターを派遣しています。その道数十年のプロフェッショナルのモデレーターをアサインしてくれます。
- インタビュールームからの紹介。意外と知られていませんが、会場側が信頼できるモデレーターや調査会社を紹介してくれることがあります。赤坂のインタビュールームをはじめ、独自のネットワークを持つ施設もあるので、会場手配と同時に相談してみる価値は十分にあります。インタビュールーム赤坂バイデンハウスでもモデレーターをアサインすることができます。
- 社内育成・内製化。調査頻度が高い会社なら、社内でモデレータースキルを持つ人材を育てる手もあります。トレーニングと場数が必要になるため、急ぎのプロジェクトには向きません。インタビュールーム赤坂バイデンハウスの運営元であるインタビュールーム株式会社(リサート)ではモデレーター養成講座を定期的に開催してます。
モデレーター選びで失敗しないための確認ポイント
国内外のインタビュープロジェクトに関わってきて感じるのは、実績の領域が合っているかが何より大事だということです。消費財のフォーカス・グループ・ディスカッションが得意なモデレーターが、BtoBの専門的なデプス・インタビューでも同じパフォーマンスを出せるとは限りません。事前に確認しておきたいのは次の点です。
- 調査対象カテゴリーの経験。今回のテーマに近い領域での実績があるかどうか。可能なら過去のレポートや事例を見せてもらいましょう。
- モデレーションスタイル。ディスカッションガイドに忠実に進めるタイプか、対象者の反応に応じて柔軟に深掘りするタイプか。調査目的との相性があります。
- オンライン対応の有無。ZOOM配信やストリーミング配信を使ったリモート実査に対応できるかは、最近では欠かせない確認事項です。
- 英語対応の可否。グローバル案件や外資系クライアントが絡む場合、英語でのモデレーションが求められることがあります。大阪や東京のインタビュールームでも、英語対応スタッフや英語モデレーターのニーズは着実に増えています。
- スケジュールの柔軟性。実査直前の変更や追加セッションに対応できるか。フリーランスの場合は、稼働状況を早めに押さえておくと安心です。
インタビュールーム赤坂 バイデンハウスができること
インタビュールーム赤坂 バイデンハウスは、私自身が国内外のインタビュールームを使い倒してきた経験をもとに設計した施設です。もっとこうだったら使いやすいのに、という現場の声を一つひとつ形にしてきました。赤坂という立地はクライアントにも対象者にもアクセスしやすく、東京でグループインタビュー会場を探している方から好評をいただいています。モデレーター探しと並行して会場選びを進めたい方は、ぜひ候補に入れてみてください。
- 2フロア構成。3階はカジュアルな雰囲気、4階はムードのある落ち着いた空間で、調査テーマや対象者層に合わせて使い分けられます。
- マジックミラー設置。クライアントがリアルタイムで観察できる環境を整え、実査の臨場感をそのまま伝えます。
- 洗面台つき。長時間の実査でも対象者やスタッフが快適に過ごせます。地味ですが、現場では効いてくるポイントです。
- ZOOM・ストリーミング配信対応。遠方のクライアントや海外チームへのリアルタイム中継にも対応し、フォーカスビジョン(Forsta)も使えます。
- 英語対応スタッフ在籍。グローバル案件にも対応可能で、赤坂での英語モデレーションもサポートします。
- 対象者最大6名、営業時間9:30〜22:00。夜間の実査にも対応しているため、働いている対象者も招集しやすい設計です。
モデレーター探しと会場選びは、どちらも定性調査の成否を分ける工程です。早く動くほど選択肢は広がります。仮予約だけでも入れておくと、プロジェクトはぐっと進めやすくなります。
お電話でのお問い合わせ:03-6441-0989(11:00〜18:00、土日祝除く)
著者プロフィール
石崎 健人
インタビュールーム株式会社(リサート)取締役
株式会社バイデンハウス 代表取締役
外資系コンサルティング・ファームを経て現職。マーケティングリサーチャーであり定性調査のモデレーター。アドタイにて「Z世代の誤解とリアル。ビーリアルな、密着エスノ記」連載中。
