インタビュールーム予約方法を現役リサーチャーが解説:失敗しない5つの手順

インタビュールームを予約したいけれど、どこに連絡すればいいのか。仮予約と本予約は何が違うのか。定性調査を初めて担当する方から、こうした質問をよくいただきます。インタビュールームの予約は通常のレンタルスペースとは少し勝手が違うので、初めてだと戸惑う場面も出てきます。私自身、コンサルティング・ファーム時代に初めて手配したときは、何をどの順番で決めればいいのか掴めず、担当者に何度も電話をかけ直した覚えがあります。ここでは予約の流れを順を追って整理しながら、実査当日までスムーズに進めるためのポイントをお伝えします。

そもそもインタビュールームとは?予約前に押さえておきたい基本

インタビュールームは、デプス・インタビュー(個別インタビュー)やフォーカス・グループ・ディスカッション(グループインタビュー)といった定性調査を行うために設計された専用施設です。通常の会議室と決定的に違うのは、マジックミラー越しにクライアントが観察できる構造になっている点。回答者に意識させずに生の反応を確認できるのは、定性調査ならではの面白さです。

設備面は施設ごとの差が大きく出ます。これまで国内外のさまざまな施設を使ってきた経験からいうと、マジックミラーの視認性、音響環境、映像と録音の設備、洗面台の有無あたりが、実査の質に直結します。空き状況や料金だけで決めず、こうした設備面まで踏み込んで確認しておくと安心です。

インタビュールームの予約方法と基本的な流れ

インタビュールームの予約は、おおむね次のような順番で進みます。

  • 実査日程・コマ数の仮押さえ。まず日程と利用コマ数を施設に伝え、仮予約を入れます。正式契約の前に日程を確保しておくための大事なステップです。
  • 調査設計の確定。対象者の人数や属性、デプスかフォーカス・グループ・ディスカッションか、ZOOM配信やストリーミング配信の要否を整理します。
  • 本予約と契約締結。仮押さえした日程を正式な本予約へ切り替えます。施設ごとにキャンセルポリシーが異なるので、ここで必ず確認しておきましょう。
  • 実査前の準備確認。録音・録画の設定、ZOOMの接続テスト、モデレーターと観察室の連絡方法など、当日の段取りを施設スタッフと擦り合わせます。
  • 実査当日。対象者の誘導・受付からマジックミラー越しの観察、終了後の精算まで含めて実査と呼びます。

とくに仮予約は、早めに動くのが肝心です。人気のインタビュールームは実査の2〜3週間前には埋まってしまうことも珍しくありません。リクルーティング(対象者募集)と並行して動く必要があるため、調査設計が固まってから予約しようと構えていると、希望日をあっさり逃します。

料金相場と選び方の基準

料金相場は立地、設備、利用時間によって幅があります。都内の主要エリアでは1コマ2〜3時間程度で数万円が目安ですが、ZOOM配信やストリーミング配信、英語対応スタッフの手配などが加わると、別料金になる場合もあります。コミコミの料金なのか、オプションが別途かかるのかを最初に確かめておくと、後から予算が崩れる事態を防げます。

選ぶときに見ておきたいのは、次のような点です。

  • マジックミラーの視認性と防音性。観察室からはっきり見えるか、音が漏れないか
  • 洗面台の有無。長時間の実査では対象者にとってもスタッフにとっても効いてきます
  • ZOOM配信やストリーミング配信に対応しているか
  • 対象者の最大受け入れ人数
  • 英語対応の可否。外資系クライアント案件では効いてきます
  • アクセスの良さ。対象者のリクルーティングにも響きます

これまでさまざまな施設を使ってきて感じるのは、設備が古い、洗面台がない、マジックミラー越しの視認性が低い、といった点が当日になって地味なストレスを生みやすいということです。Googleマップのレビューでも、観察室が狭い、空調の音がうるさくて録音に影響した、といった声を見かけます。事前の現地確認や担当者への細かな問い合わせは、惜しまないほうがいいです。

インタビュールーム赤坂 バイデンハウスの特徴

私がこれまでの経験をもとに設計・運営しているのが、インタビュールーム赤坂 バイデンハウス(東京都港区赤坂2-14-8 山口建設ビル 3F/4F)です。自分が使いたいと思えるインタビュールームを突き詰めた施設なので、実査を運営する側の視点が随所に染み込んでいます。

予約の流れはシンプルで、ウェブまたはメールで仮予約を受け付け、調査内容を確認したうえで本予約に切り替えます。営業時間は9時半から22時までと長めに設定しているので、夜間の実査にも対応できます。主な特徴は次のとおりです。

  • 2フロア構成。3階はカジュアルな雰囲気、4階はムードのある落ち着いた空間で、調査のテーマや対象者属性に合わせて選べます
  • マジックミラーを設置し、観察室から回答者の反応をしっかり確認できる設計です
  • 洗面台付きで、長時間の実査でも対象者とスタッフが快適に過ごせます
  • ZOOMやストリーミング配信に対応し、遠方のクライアントや海外拠点ともリアルタイムで共有できます
  • 英語対応スタッフが在籍し、外資系クライアント案件や海外対象者のインタビューにも対応できます
  • 対象者は最大6名まで対応可能で、フォーカス・グループ・ディスカッションにも十分です
  • 営業時間は9時半から22時まで。日中も夜間も柔軟に組めます

予約方法がまだよくわからないという段階からでも、スタッフが丁寧にサポートします。定性調査を初めて担当される方も、仮予約からお気軽にご相談ください。

仮予約をする

お電話でのお問い合わせ:03-6441-0989(11:00〜18:00、土日祝除く)

著者プロフィール

石崎 健人

インタビュールーム株式会社(リサート)取締役
株式会社バイデンハウス 代表取締役

外資系コンサルティング・ファームを経て現職。マーケティングリサーチャーであり定性調査のモデレーター。アドタイにて「Z世代の誤解とリアル。ビーリアルな、密着エスノ記」連載中。

赤坂のインタビュールームを見てみる

見学・仮予約は無料です。お気軽にどうぞ。

仮予約をする(無料)