インタビュールーム比較:リサーチャーが選ぶ7つの判断基準

どのインタビュールームを選べばいいか毎回迷う、という声をマーケティングリサーチに携わる方からよく聞きます。デプス・インタビューやフォーカス・グループ・ディスカッションの実査会場を探すとき、候補はいくつもあるのに何を基準に比べればいいか分からない、というのが正直なところではないでしょうか。外資系コンサルティング・ファーム時代から数多くのインタビュールームを使ってきた経験をもとに、比較のポイントと選び方のコツをお伝えします。

そもそも、インタビュールームとは?

インタビュールームは定性調査のための専用会場です。対象者と調査員が対話するインタビュースペースと、クライアントや観察者がマジックミラー越しに様子を見守る観察室、いわゆるクライアントルームがセットになっているのが基本構造です。会議室と違い、調査の品質を高めるために設計されている点が特徴と言えます。フォーカス・グループ・ディスカッションでは複数の対象者を同時に呼ぶため、テーブルや椅子の配置、部屋の広さも見落とせません。最近はZOOM配信やストリーミング配信に対応した施設も増え、遠方のクライアントがオンラインで実査をリアルタイムに観察できる環境が整ってきました。

インタビュールームを比較するときの主な視点

施設を比べるときは、設備、アクセス、料金相場、スタッフ対応の四つの軸で整理するとスムーズです。それぞれ、どこを見ればよいかを挙げてみます。

  • 設備については、マジックミラーの有無、映像と音声の品質、ZOOM対応の可否、洗面台の有無、対象者の収容人数。
  • アクセス面では、最寄り駅からの距離、対象者が迷わずたどり着けるか、休憩時に使える周辺の飲食環境。
  • 料金相場は、半日・一日単位の料金設定、延長料金、配信オプションの追加費用。
  • スタッフ対応では、英語対応の可否、仮予約から本予約までの手続きのしやすさ、当日のサポート体制。

料金相場は立地や設備によって幅がありますが、東京都心の施設なら半日で数万円台というケースが多い印象です。配信設備やオペレーターのサポートが別料金になっている施設もあるので、見積もりを取るときは何がセットになっているかを必ず確認するようにしています。

ミラー越しの観察室で差が出る

実際に使い比べてみると、意外なほど差が出るのが観察室の快適さです。マジックミラー越しに長時間観察するクライアントにとって、椅子の座り心地、室内の音漏れの少なさ、モニターの見やすさは、そのまま集中度に響きます。以前、ある施設で観察室が狭く、クライアント数名が窮屈な姿勢のまま3時間以上観察したことがありました。調査への集中が途切れ、その後のフィードバックの質にも影響したと感じています。Googleマップのレビューを見ていても、観察室が広くて快適だった、マジックミラーが見やすかった、といったコメントはリピーターの多い施設に共通しています。観察室の広さと設備は、内覧のときにしっかり確認しておきたいところです。

会場の雰囲気は対象者の発言に影響する

設備だけでなく、空間の雰囲気も調査結果を左右します。対象者がリラックスして本音を話せるかどうかは、デプス・インタビューでもフォーカス・グループ・ディスカッションでも共通の課題です。殺風景で威圧感のある部屋より、生活感のある自然なインテリアの空間のほうが、対象者の警戒心はほぐれやすいと言われます。調査テーマに合わせてカジュアルな部屋と落ち着いた部屋を使い分けられる施設があると、リサーチャーとしては本当に助かります。

インタビュールーム赤坂 バイデンハウスの特徴

私が設計・運営するインタビュールーム赤坂 バイデンハウスは、東京都港区赤坂2-14-8 山口建設ビルの3階と4階にあります。長年にわたり国内外のインタビュールームを使い続けてきた経験から、こんな施設があったらという理想を形にしました。使い勝手、清潔感、機能性の三点を特に意識しています。

  • 2フロア構成で、3階はカジュアルな雰囲気、4階は落ち着いたムードのある空間。テーマや対象者層に合わせて使い分けられます。
  • 視認性の高いマジックミラーを設置し、観察室からストレスなく観察できます。
  • 洗面台付きで、長時間の実査でも対象者とスタッフが快適に過ごせます。
  • ZOOMやストリーミング配信に対応し、フォーカスビジョン(Forsta)も利用可能。遠方クライアントのリアルタイム観察もスムーズです。
  • 英語対応スタッフが常駐し、グローバル案件や外国籍の対象者が含まれる調査にも柔軟に対応します。
  • 対象者は最大6名まで収容でき、フォーカス・グループ・ディスカッションに必要な人数をカバーします。
  • 営業時間は9:30から22:00まで。夜間の実査や複数セッションの組み込みにも対応できます。

仮予約の段階から丁寧にサポートしますので、インタビュールームを初めて使う方も安心してご利用いただけます。比較・検討中の方は、お問い合わせや内覧にぜひ足をお運びください。

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お電話でのお問い合わせ:03-6441-0989(11:00〜18:00、土日祝除く)

著者プロフィール

石崎 健人

インタビュールーム株式会社(リサート)取締役
株式会社バイデンハウス 代表取締役

外資系コンサルティング・ファームを経て現職。マーケティングリサーチャーであり定性調査のモデレーター。アドタイにて「Z世代の誤解とリアル。ビーリアルな、密着エスノ記」連載中。

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