大阪でフォーカス・グループ・ディスカッションをやりたいけれど、どこの会場を押さえればいいのか悩む。定性調査の現場にいると、リサーチャーやマーケターからこうした相談をよく受けます。エリアが変われば土地勘も働かず、会場探しだけで思いのほか時間を取られてしまうものです。ここでは大阪でグループインタビュー会場を探している方に向けて、選定のポイントと、東京開催も視野に入れる際のヒントをまとめます。
目次
大阪でグループインタビュー会場を選ぶときの基本ポイント
フォーカス・グループ・ディスカッションは、モデレーターと対象者が同じ空間で議論を深める調査手法です。会場の雰囲気ひとつで、対象者の話しやすさは大きく変わります。大阪と東京の両方でさまざまなインタビュールームを使ってきた経験から言えば、場の設えは調査品質に直結します。確認しておきたいのは次の四点です。
- アクセスのよさ。対象者にとって来場しやすい立地かどうかが鍵になります。梅田、心斎橋、なんばのエリアは交通利便性が高く、リクルートした対象者が集まりやすい場所です。
- マジックミラーの有無。クライアントが別室からセッションを観察できる環境は、定性調査では欠かせません。設置の有無は必ず確認してください。
- 定員と部屋の広さ。対象者は4〜6名になることが多いため、圧迫感のないレイアウトかどうかが効いてきます。
- 配信や録画への対応。リモート立ち会いが増えている今、ZOOMやストリーミング配信に対応しているかは事前に押さえておきたい点です。
大阪の会場事情、使ってみてわかったこと
大阪市内にはインタビュールームを備えた施設がいくつかあります。梅田や中之島、心斎橋周辺にはマジックミラー付きの本格的な定性調査対応施設が集まっていて、国内大手リサーチ会社が運営するルームから、複数室を抱える専門施設まで、選択肢はそれなりにそろっています。
一方で、清潔感が気になった、設備が古く配信対応が手薄だった、スタッフ対応にばらつきがあった、といった声も耳に入ります。実際に大阪の会場を使ったときも、観察室が狭かったり、ZOOM配信のセットアップに時間がかかって実査開始が遅れたりした経験があります。機能面だけでなく、オペレーションの安定感も会場選びの基準になります。
大阪開催の場合、クライアントが東京から新幹線で来るケースも多く、移動費に宿泊費、会場費を足していくと、東京開催よりかえって割高になることもあります。対象者のリクルート条件が大阪在住に縛られていないなら、東京開催も並べてフラットに比べてみることをおすすめします。
東京開催という選択肢を見直す
定性調査の会場選びで意外と抜け落ちるのが、大阪でやらなければならない理由が本当にあるのか、という問いです。ターゲットが関西在住者に限定されているなら大阪開催は必須ですが、全国区の消費者調査であれば、東京でグループインタビューを複数回まわすほうが、品質面でも効率面でも上回ることがあります。
東京のインタビュールームを選ぶ強みは、会場の数の多さと施設の充実度です。なかでも赤坂、六本木、青山のエリアは、広告代理店やリサーチ会社のオフィスが集まるマーケティングの拠点で、赤坂エリアには質の高いインタビュールームが複数あります。東京でグループインタビュー会場を探すなら、交通利便性に加えて、施設のクオリティや配信対応を見比べてみてください。
インタビュールーム赤坂 バイデンハウスについて
国内外のインタビュールームを大阪、東京を含めて使い倒してきた経験をもとに設計したのが、インタビュールーム赤坂 バイデンハウスです。使いやすさ、清潔感、機能性の三つを妥協せずに追い込んだ施設として、2022年から東京・赤坂で運営しています。
大阪のインタビュー会場の代替として東京開催を検討するときにも、候補に加えていただきたい施設です。特徴は次の通りです。
- 2フロア構成。3階はカジュアルな雰囲気、4階は落ち着いたムードのある空間で、調査内容や対象者の属性に合わせてフロアを選べます。
- マジックミラー完備。クライアントが観察室から実査の様子を確認できる本格仕様です。
- ZOOMとストリーミング配信に対応。フォーカスビジョン、Forstaにも対応していて、リモート立ち会いをスムーズに進められます。
- 対象者は最大6名まで対応。フォーカス・グループ・ディスカッションに必要な定員をカバーしています。
- 洗面台付き。対象者が快適に過ごせる清潔な環境を整えました。地味なところですが、長時間の実査では効いてきます。
- 英語対応スタッフが在籍。グローバル企業やインターナショナルな案件にも対応できます。
- 営業時間は9時30分から22時まで。夕方から夜間の実査にも合わせやすい設定です。
仮予約と本予約はウェブから進められます。大阪でグループインタビュー会場を探している段階でも、東京開催の試算として施設の詳細をのぞいてみてください。調査設計の段階から相談を受けることも多く、初めての方からの問い合わせもお待ちしています。
お電話でのお問い合わせ:03-6441-0989(11:00〜18:00、土日祝除く)
著者プロフィール
石崎 健人
インタビュールーム株式会社(リサート)取締役
株式会社バイデンハウス 代表取締役
外資系コンサルティング・ファームを経て現職。マーケティングリサーチャーであり定性調査のモデレーター。アドタイにて「Z世代の誤解とリアル。ビーリアルな、密着エスノ記」連載中。
