インタビュールームの撮影機材、プロが実際に使う5つの必需品

定性調査の準備をしていて、インタビュールームの撮影機材ってどこまで揃っているんだろう、と気になったことはありませんか。実査当日に映像や音声でつまずくと、せっかく拾えたはずのインサイトが台無しになります。料金や立地と並んで、撮影機材の充実度は施設を選ぶうえで外せない判断軸です。国内外のインタビュールームを渡り歩いてきたなかで、機材まわりで痛い目にあったという話は何度も耳にしてきました。

① 固定カメラと複数台の設置

対象者の表情や場の様子を記録する基本機材です。複数台あればモデレーターと対象者を同時に押さえられます。カメラの設置台数と画角が十分か、対象者の表情をきちんと捉えられるか、ズームや角度の調整ができるかを確認しておく必要があります。どれだけ腕のいいモデレーターがいても、記録が欠ければ分析に響きます。

② マイクと集音設備のクリアさ

天井埋め込み型や卓上型などがあり、複数名が同席するグループインタビューでは、全員の声をクリアに拾えるかが効いてきます。Googleマップのレビューでも、音声が聞き取りにくかったという声をときどき見かけます。グループインタビューでも全員の声が濁らずに録れるか、後日のトランスクリプト作業につながる音質かを見極めます。言葉にならない間の取り方やふとした身振りも、音声とセットで記録できてはじめて定性ならではの収穫になります。

③ Zoom配信とストリーミング配信の安定性

クライアントがリモートで観察するための機能で、最近の実査ではほぼ前提になっています。回線の強さと、Forsta(旧フォーカスビジョン)などのツール対応状況を確認しておきたいところです。安いと思ったら配信は別オプションでした、というケースもあるので、見積もりの段階で中身を確認しておく必要があります。撮影機材は、揃っているかどうかではなく、実査中に確実に動くかどうかで見ます。

④ マジックミラー越しの観察環境

撮影機材の話で見落とされがちなのが、マジックミラー越しの観察環境です。クライアントがバックルームから実査を見るとき、映像だけでなく肉眼でしっかり確認できるかどうかも、施設選びでは大きなポイントになります。過去に使ったある施設では、ミラーの映り込みが強くて対象者の表情がよく見えないことがありました。照明のバランスやミラー自体の品質は、思っている以上に観察体験を左右します。手元のモニターで補えはしたものの、ミラー越しに直接見るのとは情報量が違うんですよね。

⑤ スタッフのサポート体制と実査当日の対応力

機材トラブルが起きたときに、すぐ動いてもらえるかが実査の成否を分けます。一般的な会議室と違うのは、マジックミラー越しに観察できる構造になっていることと、実査の記録や分析に使う撮影・録音環境が整っていることの二点です。対象者の表情、間の取り方、ふとした身振り。あとから映像を見返してはじめて気づくこともあり、撮れていませんでしたでは取り返しがつきません。インタビュールーム赤坂 バイデンハウス(東京都港区赤坂2-14-8 山口建設ビル 3F/4F)では、Zoom配信・ストリーミング配信対応、Forsta対応、英語対応スタッフが在籍しており、営業時間は9時30分から22時まで対応しています。

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