インタビュールーム継続利用で調査精度が上がる3つの理由

「あの施設、また使いたいな」と思ったことはありますか。インタビュールームを何度か使ううちに、気づけば同じ施設を繰り返し予約していた——定性調査に携わる方なら、そんな経験が一度はあるのではないでしょうか。案件ごとに条件が違うので、毎回別の施設を選ぶこともあります。それでも、ここなら間違いないと思える施設がひとつあるだけで、調査の準備はずいぶん楽になります。今日はインタビュールームを継続利用したくなる理由と、施設選びで見ておきたいところをお話しします。

インタビュールームを継続利用するリサーチャーたち

マーケティングリサーチの現場では、フォーカス・グループ・ディスカッションやデプス・インタビューといった定性調査が日常的に行われています。そのたびに新しい施設を探すのは、なかなかの手間です。設備の確認、スタッフ対応の確認、立地のチェック。初めて使う施設では、当日になってみないとわからないことも多くあります。

だからこそ、この施設なら安心して使えるという確信が生まれた瞬間から、継続利用がはじまります。私自身、国内外のさまざまなインタビュールームを使ってきましたが、リピートしたくなる施設にはいくつかの共通点があると感じています。

継続利用したくなるインタビュールームの条件

料金だけで継続利用が決まるわけではありません。使い続けたいと思える施設には、こんな要素が揃っています。

  • マジックミラーの視認性、照明の調整しやすさ、録音・録画機材の品質など、調査に直結する設備が安定していること
  • 対象者が落ち着いて話せる雰囲気であること。空間の清潔さや家具の質感は、インタビューの質にも響きます
  • 当日のトラブルに柔軟に動けるスタッフがいること。英語対応が必要な場面でも頼れるかどうか
  • ZOOM配信やストリーミング配信に対応していること。クライアントがリモートで観察したいケースは今や当たり前です
  • 仮予約から本予約までの手続きがスムーズで、担当者とのやり取りが気持ちよくできること

これらがひとつでも欠けると、次は別の施設にしようかという気持ちが頭をよぎります。インタビュールームは部屋を貸し出すだけの場所ではなく、調査全体の質に関わるパートナーだと私は考えています。

ミラー越しの観察体験が、施設評価を大きく左右する

施設選びで意外と見落とされがちなのが、マジックミラー越しの観察環境です。クライアントやチームが控室からインタビューを観察するこの仕組みは、定性調査の醍醐味のひとつ。ただ、施設によってその体験はかなり違います。

ミラーの透明度が低くて対象者の表情が読み取りにくい、控室が狭くて複数人での観察が窮屈になる。心当たりのある方もいるのではないでしょうか。Googleマップのレビューでも、観察室が見やすかった、控室がゆったりしていて助かったという声は、施設選びの判断材料として頻繁に挙がっています。

継続利用の決め手は、こうした細部の快適さに宿ります。料金が同水準でも、ミラー越しの見やすさひとつで次も同じ施設にしようと思える。それがインタビュールーム選びの実態です。

料金相場とコストパフォーマンスの考え方

インタビュールームの料金は立地や設備で幅がありますが、都内の主要施設なら半日あたり数万円からというのが目安です。ただ、料金だけで比べるのは少し危なっかしい話です。

ZOOM配信やストリーミング配信のオプション、英語対応スタッフの有無、対象者の人数制限など、追加費用が発生する要素は施設ごとに違います。安い施設を選んだのに、必要なオプションを足したら結局高くついた、という声もよく聞きます。

継続利用を前提に選ぶなら、総額感と体験の質をセットで見るのがおすすめです。同じ施設を使い続けるとスタッフとの信頼関係も生まれ、当日の段取りもスムーズになります。こうした見えないコスト削減も、継続利用ならではの収穫です。

インタビュールーム赤坂 バイデンハウスが継続利用される理由

インタビュールーム赤坂 バイデンハウスを設計・運営するにあたって、私が一番意識したのは、また使いたいと思ってもらえる施設にすることでした。国内外のさまざまな施設を実際に使ってきたなかで、リサーチャーやクライアントが本当に困る場面、不満を抱く場面が見えていたからです。

その経験をすべて落とし込んだのが、赤坂2丁目にある現在の施設です。

  • 2フロア展開。3階はカジュアルな雰囲気、4階は落ち着いたムードのある空間で、調査の内容やターゲット層に合わせて使い分けられます
  • 視認性にこだわったマジックミラーを設置し、ミラー越しの観察がストレスなく行えます
  • 各室に洗面台を完備し、対象者がリラックスできる環境を整えています
  • ZOOM・ストリーミング配信に対応。フォーカスビジョン(Forsta)も使えます
  • 英語対応スタッフが在籍し、外資系クライアントや国際調査にも対応できます
  • 対象者は最大6名まで。フォーカス・グループ・ディスカッションにも十分な人数です
  • 営業時間は9:30から22:00まで。夜間の実査にも柔軟に対応します

赤坂 バイデンハウスならまた任せられる。そう思っていただけるよう、設備もスタッフも空間も、細部まで気を配っています。次の実査の候補に、空き状況を覗いてみてください。

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著者プロフィール

石崎 健人

インタビュールーム株式会社(リサート)取締役
株式会社バイデンハウス 代表取締役

外資系コンサルティング・ファームを経て現職。マーケティングリサーチャーであり定性調査のモデレーター。アドタイにて「Z世代の誤解とリアル。ビーリアルな、密着エスノ記」連載中。

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