グループインタビュー謝礼の相場と渡し方|失敗しない設計の実践知

グループインタビューを企画していると、謝礼をいくらに設定すれば人が集まるのか、という壁にぶつかります。低すぎれば募集が難航し、高すぎれば予算を圧迫する。ちょうどいい水準を知りたいのに、まとまった情報は意外と見つかりません。フォーカス・グループ・ディスカッションの謝礼設定は、調査の成否を左右する要素のひとつです。ここでは相場感から設定の考え方まで、実務寄りの視点でお伝えします。

グループインタビューの謝礼相場はどのくらい?

一般消費者を対象としたフォーカス・グループ・ディスカッションの場合、国内では1人あたり3,000円から6,000円程度が標準です。調査時間は90分から120分ほどに収まることが多く、その時間拘束に対する対価として設計されます。ただし、次のような条件で金額は上下します。

  • 調査時間が2時間を超える場合や、日記調査や写真撮影といった事前課題がある場合は、その分を上乗せします
  • 医師や経営者、特定の疾患を持つ方など、リクルートが難しい属性ほど謝礼は高くなり、10,000円以上になることもあります
  • 会場までの交通費を別に支給するか謝礼に含めるかで、参加者から見た実質的な金額が変わってきます
  • 平日夜間や土日は参加者の負担が大きいため、平日昼間よりやや高めに設定することが多くなります
  • ZOOMなどオンライン開催の場合は、交通費がかからない分、対面より控えめに設定されることもあります

謝礼の形式は現金、ギフト券、電子マネー、どれがいいか

金額だけでなく、何で渡すかも参加者の満足度を左右します。さまざまな調査に関わってきた感覚としては、現金が一番汎用性が高く、受け取る側にとってもシンプルで喜ばれます。一方、企業の規程や税務処理の都合で、Amazonギフト券やQUOカード、交通系ICカードへのチャージを選ぶケースも増えてきました。

会場のクチコミを見ていると、謝礼の受け取り方がわかりやすかった、その場で現金をもらえた、といった声が評価につながっています。受け渡しがスムーズかどうかは、調査全体の印象を意外なほど左右します。会場スタッフが受け渡しをサポートしてくれる施設を選べば、モデレーターや司会は進行に集中できます。

謝礼設定で失敗しないための考え方

グループインタビューを設計するとき、謝礼はコストではなく投資として考えると判断がぶれません。適切な金額を払うことが、質の高い対象者のリクルートにつながり、最終的には調査データの信頼性を支えます。人数は1グループあたり4名から6名が標準で、インタビュールームの定員に合わせて組み立てます。

もうひとつ大切なのが、フォーカスグループがどういうものかを参加者に正しく伝えることです。事前案内が丁寧であるほど参加者のモチベーションは上がり、当日のドタキャンや遅刻も減ります。司会役のモデレーターが踏み込んだ発言を引き出すには、きちんと謝礼が支払われ、運営も信頼できる、と参加者に感じてもらえる設計が効いてきます。

  • 謝礼は調査目的、対象者属性、拘束時間の3点を軸に決めます
  • 相場より大きく下回る金額は、リクルートの失敗や当日欠席のリスクを高めます
  • 現金かギフト券かといった受け渡し方法は、事前に参加者へ伝えておきます
  • 領収書や受取サインが必要なときは、会場スタッフと段取りをすり合わせておきます

インタビュールーム赤坂 バイデンハウスでの実施をご検討ください

謝礼と並んで調査の質を決めるのが、会場選びです。国内外のインタビュールームを実際に使ってきた経験からいうと、会場の雰囲気や清潔感、設備の充実度は、参加者がどこまで話してくれるかにも響きます。その経験を踏まえて設計したのが、東京都港区赤坂2-14-8 山口建設ビル 3階・4階にあるインタビュールーム赤坂 バイデンハウスです。

都心の赤坂というアクセスのしやすさに加え、参加者が緊張せずに話せる空間づくりにこだわりました。フォーカス・グループ・ディスカッションはもちろん、デプス・インタビューにも対応していて、調査の目的やトーンに合わせてフロアを選べます。

  • 3階はカジュアルな雰囲気、4階は落ち着いたムードのある空間と、2フロアを使い分けられます
  • マジックミラーを設置しており、クライアントは観察室からリアルタイムに様子を確認できます
  • 洗面台を備え、参加者もスタッフも気持ちよく使える清潔さを保っています
  • ZOOMやストリーミング配信に対応し、フォーカスビジョン(Forsta)の利用もできます
  • 英語対応のスタッフが常駐しているので、海外クライアントや外国語話者の対象者がいる調査でも進められます
  • 対象者は最大6名まで対応でき、標準的なグループインタビューの人数にちょうど合います
  • 営業時間は9時30分から22時までで、平日夜間の実査にも対応します

謝礼の受け渡しや当日の段取りもスタッフがサポートしますので、初めてグループインタビューを実施される方もご相談いただけます。仮予約はお気軽にどうぞ。

仮予約をする

お電話でのお問い合わせ:03-6441-0989(11:00〜18:00、土日祝除く)

著者プロフィール

石崎 健人

インタビュールーム株式会社(リサート)取締役
株式会社バイデンハウス 代表取締役

外資系コンサルティング・ファームを経て現職。マーケティングリサーチャーであり定性調査のモデレーター。アドタイにて「Z世代の誤解とリアル。ビーリアルな、密着エスノ記」連載中。

赤坂のインタビュールームを見てみる

見学・仮予約は無料です。お気軽にどうぞ。

仮予約をする(無料)